Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

コミック

忘れられない物語、「五色の舟」

たまに、一度読んで以来、忘れられなくなる話がある。 例えば、小学生の時友達の家などで読んだマンガ。萩尾望都さんの「11人いる!」とか佐々木淳子さんの「リディアの住む時に…」のように。強烈にそのストーリィが頭に残って消えない。そうして、そんな話…

鬼滅の刃を読破する

アニメで遊郭編まで見ていた鬼滅の刃をその後からマンガで一気読みしてしまいました。 テレビで最初アニメを見たときは、面白いけど、こんな恐い設定の話が子供に流行ってるんだということに驚いたのですが… 「鬼」や「妖怪」といったモチーフの話が子供には…

私と少女マンガ⑤

BE:FIRSTの供給がない間に。どうも来週からまた忙しくなる兆しが見えてきたので急いで。 このシリーズは漫画家さんの年代順に書いてきているのですが、ようやく私と同年代の漫画家にきました。 直近で買い集めたマンガで一番長い作品が、二ノ宮知子さんの「…

私と少女マンガ④

予告通り清水玲子さんです。 彼女のデビュー作をLaLaで読んだときは、すごく絵の上手い人だな、と思いました。ただ少し話はわかりにくいという印象で。その後、ぽつぽつと発表された短編はどちらかというと地味な感じのSFでした。当時は華やかな絵柄とは逆…

私と少女マンガ③

さて、今のうちにBE:FIRST以外のネタを書いておきたいと思います。 前回吉田秋生さんを書いて、その次の年代というと、35年組ということになるかと思います。35年組には、成田美名子、渡辺多恵子、市東亮子、秋里和国、川原泉などがいて、ほぼ全員をデビュー…

私と少女マンガ②

前振りしました、吉田秋生さんのマンガについて。 実はあまり作家にこだわって読む方じゃないんですが、「好きなマンガ家は?」と聞かれたら吉田秋生と答えます。 最初に読んだのは別冊少女コミックに連載していた「カリフォルニア物語」。これはちょっと衝…

私と少女マンガ①

BE:FIRSTの供給がないうちに、別のネタを書きたいと思います。 何回か前に、竹宮さんと萩尾さんの話をしましたが、本当に私が今まで影響を受けたと思うジャンルの中で少女マンガというのは大きくて、これをなくしては現在の私のことは語れないというくらい。…

竹宮恵子と萩尾望都について

私自身のオタク気質に影響を与えたものの一つに、マンガというものがあるのですが、男兄弟とかいなかったので最初は普通に少女マンガから入りました。小学校低学年の頃に24年組のマンガを読み始めていました。最初の作品としては竹宮恵子「魔女もホットなお…

追悼 水島新司先生

「ドカベン」の水島新司さんが亡くなったという訃報に際して、結構思い出があるので書こうと思います。 小学校の時、「野球狂の詩」と「ドカベン」を夢中で読んでいました。野球のルールはもちろんそれで覚えましたね。いわゆるスポ根ものが好きになったのは…