はい、STARLIGHT+2024見ました。
あれですね、ビファ大トリでしたのね。
色々思うところあったのですが、大きく言うと、とても力技なパフォーマンスだったな、ということ。
違うグループがたくさん出るライブなので、その場のテンションや会場の雰囲気なども関係あるかと思いますが。
力技、というのを詳しく言うと、良かったことと、どうかな?と思ったことがあります。
良かったことは、圧倒的な存在感や貫禄。その瞬間のエネルギーのすごさ。
現場に行ってはいないのでわかりませんが、観客とその場で熱気を共有して、「その時の特別な」パフォーマンスになっていたと感じました。圧倒的にカッコ良い彼らがステージに君臨していました。
と同時に、いつもよりパフォーマンスの荒っぽさが目立ったような気がしました。
音響のせいかもしれませんが、ピッチの悪さに「ん?」と幾度かなりました。
アレンジというにはやけに荒っぽい。ドームのときも、ブレジェネのとき特にシュントにそう感じてましたが、今回はシュントだけでなくほとんど全員がそうだった。
ブレジェネみたいな勢いのある曲はそれがカッコ良さに繋がっていたとも思うのですが。
そして、最初を飛ばし過ぎたのか、特に中盤、結構へとへとになっているようでいつもの「抜き」と「本気」のバランスが悪くも見えました。
13曲の鬼セトリ。確かにこなすのは至難の業だと思います。でも、そうなら、1曲削ってしまっても逆に良いのでは?
そう感じるのも、今までのパフォーマンスのレベルの高さが原因でしょうけれど。
元々私は、アレンジよりも丁寧に正確に歌って欲しい派なので…ダンスもね、丁寧なしなやかさが段々と見られなくなってしまうのは残念だなぁ、なんて。
リュウヘイも、やっぱり前の雰囲気はなくて、ステージでの輝きは成長した大人の魅力でした。多少ワイルドな荒さとか、余裕な感じとか。
ただ、個人的には、彼にしか目がいかなかった頃のあのオーラは今は見えないんです。ここでもさんざん言っていた「異質感」が薄まったというか。あまり「異質」ではなくなってしまった…彼が異質であることがもしかしてグループとしては良くないというならしかたないのかもと考えたり。そう、異質感が薄まって、逆にグループとして統一感は出たように見えました。
リュウヘイが成長していって、どの時の彼が好きかって、人それぞれだし、そんなことは彼本人にはあまり関係なくて、彼自身はいつでも上を向いて、きちんと音楽を愛して進んでくれているのだから、それで良いわけですけどね。
こんな感想になってすいません、というか最初見た時点では私も彼らのテンションに巻き込まれていたのですが、徐々にあれ?という感じになって。「変わった」ように感じたことが、良いかどうかは受け手の問題で、Xを見ると「すごく良かった」という感想が多かったので私のように感じた人はあまりいないのかも。
この感想を正直に書くかどうかも迷ったところなんですが…ごまかすのも変なので、感じたままを書かせてもらいました。
まあ、総じてカッコ良かったのは確かです。初見さんにどんどん見つかっていて嬉しかったし。ドームでは後ろ姿が多かったので、配信の真正面の彼らが眩しかったよ(笑)