Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

STARLIGHT+2024見逃し配信感想

はい、STARLIGHT+2024見ました。

 

あれですね、ビファ大トリでしたのね。

色々思うところあったのですが、大きく言うと、とても力技なパフォーマンスだったな、ということ。

違うグループがたくさん出るライブなので、その場のテンションや会場の雰囲気なども関係あるかと思いますが。

力技、というのを詳しく言うと、良かったことと、どうかな?と思ったことがあります。

良かったことは、圧倒的な存在感や貫禄。その瞬間のエネルギーのすごさ。

現場に行ってはいないのでわかりませんが、観客とその場で熱気を共有して、「その時の特別な」パフォーマンスになっていたと感じました。圧倒的にカッコ良い彼らがステージに君臨していました。

と同時に、いつもよりパフォーマンスの荒っぽさが目立ったような気がしました。

音響のせいかもしれませんが、ピッチの悪さに「ん?」と幾度かなりました。

アレンジというにはやけに荒っぽい。ドームのときも、ブレジェネのとき特にシュントにそう感じてましたが、今回はシュントだけでなくほとんど全員がそうだった。

ブレジェネみたいな勢いのある曲はそれがカッコ良さに繋がっていたとも思うのですが。

そして、最初を飛ばし過ぎたのか、特に中盤、結構へとへとになっているようでいつもの「抜き」と「本気」のバランスが悪くも見えました。

13曲の鬼セトリ。確かにこなすのは至難の業だと思います。でも、そうなら、1曲削ってしまっても逆に良いのでは?

そう感じるのも、今までのパフォーマンスのレベルの高さが原因でしょうけれど。

元々私は、アレンジよりも丁寧に正確に歌って欲しい派なので…ダンスもね、丁寧なしなやかさが段々と見られなくなってしまうのは残念だなぁ、なんて。

リュウヘイも、やっぱり前の雰囲気はなくて、ステージでの輝きは成長した大人の魅力でした。多少ワイルドな荒さとか、余裕な感じとか。

ただ、個人的には、彼にしか目がいかなかった頃のあのオーラは今は見えないんです。ここでもさんざん言っていた「異質感」が薄まったというか。あまり「異質」ではなくなってしまった…彼が異質であることがもしかしてグループとしては良くないというならしかたないのかもと考えたり。そう、異質感が薄まって、逆にグループとして統一感は出たように見えました。

リュウヘイが成長していって、どの時の彼が好きかって、人それぞれだし、そんなことは彼本人にはあまり関係なくて、彼自身はいつでも上を向いて、きちんと音楽を愛して進んでくれているのだから、それで良いわけですけどね。

こんな感想になってすいません、というか最初見た時点では私も彼らのテンションに巻き込まれていたのですが、徐々にあれ?という感じになって。「変わった」ように感じたことが、良いかどうかは受け手の問題で、Xを見ると「すごく良かった」という感想が多かったので私のように感じた人はあまりいないのかも。

この感想を正直に書くかどうかも迷ったところなんですが…ごまかすのも変なので、感じたままを書かせてもらいました。

まあ、総じてカッコ良かったのは確かです。初見さんにどんどん見つかっていて嬉しかったし。ドームでは後ろ姿が多かったので、配信の真正面の彼らが眩しかったよ(笑)

STARLIGHT+2024見逃し配信買いました

昨日、20,000アクセスの御礼を上げましたが、その夜、幕張メッセNTTドコモさんのイベントSTARLIGHT+2024にBE:FIRSTが出演しました。

17:00に始まって、Leminoというアプリで同時配信があったのですが、ビファのパフォーマンスが始まるとXに嬉しい感想が溢れて…終わってから公式から今回のビジュが流れて、もう我慢できずに、配信を買ってしまいました(笑)

衣装はどことなく12月のD.U.N.K.の感じで、髪色はドーム同様リュウヘイだけが明るく、ほかは暗色。

リュウヘイは黒の肩がいかつくてウエストがきゅっとしまったジャケットに黄色のゆったりダボっとしたパンツ。鮮やかな黄色、珍しい気がしました。シュントがチェックのスカートだったり、マナトが青のハーフパンツだったり、ジュノン上着とレオのパンツがレーサーっぽかったり…すごく目を引きました。

この衣装でパフォーマンスする姿が見たい!

配信視聴料はdポイントも使えたので、夜のうちに購入。その後あまり時間が無くてまだ全部見れていないのですが、見終わったら感想あげたいと思います。

13曲も披露していて、リュウヘイのパフォーマンスの雰囲気は、少し見た感じだと、D.U.N.K.の12月のときと繋がった気がしました。他のグループ目当ての人への見つかり具合もあの時に似てる。

前のような翳りみたいなものが、見られない寂しさもありますが、リュウヘイは、また脱皮したんだろうなぁ、成長した姿を見せてくれていて、嬉しかった。やっぱりね、見ずにはいられない惹きがある。

 

さてさて。アクセス20,000回記念ですが、ビファのメンバー一人一人への愛を叫ぼうかと思っています。その時に新しいネタがないときに一人ずつ、やりたいので少し時間がかかると思いますが、気長にお待ちください。

20,000アクセス御礼

土日は夫が家にいるので、どうしても更新が滞りがちになってしまうのですが…

今朝、チェックしたらなんと20,000アクセスを突破していて、慌ててこれを書いています。

少し前から今月中に行くかも?と思っていたのですが、思ったより早く来た!

去年の12月半ばに10,000アクセスを超えたばかりなので、わずか3ヶ月でもう10,000、回ってしまいました。

おそらく年末からリュウヘイの異質さのシリーズを3回やったのが大きかったのかと。

皆さん寛容に読んでくれていて、本当にありがたいことです。感謝。

 

20,000アクセス記念ネタ、何かやりたいと思いますが、何がいいでしょうか?

初心に戻って(箱推しの覚悟もついたし)、BE:FIRSTへの愛でも改めて叫びましょうかね。

しばし考えます。

 

そういえば、午後からリア友が遊びに来るのですが、久しぶりに布教活動(笑)する予定です。私の推し活にすごく興味を持ってくれていて、彼らがテレビに出てるとラインをくれるんです。

実はこれまでの私の布教活動はあまり成功してなくて…熱が入り過ぎちゃうのかな(笑)

ただ今まではおススメしても、テレビという万人が見れるメディアにあまり出ていなかったということがあって、次のとっかかりがあまりなかったと思うんです。でも今は知名度結構上がっているから…

近所に仲間がいたらなぁ、っていう私の夢叶う日は果たしてくるかしら?

なんせ、心底ド田舎なんで…(笑)

 

アマゾンプライム 映画「BE:the ONE」

感動的なGifted.のオーケストラバージョンと前後しますが、只今アマプラで映画「BE:the ONE」を観ることができます。

この映画を見たのは、去年の8月末だったので、約半年ぶりで2度目の視聴となりました。

ベスティの皆さんは、既に何度か上映中に見たと思うのですが、なにせ一番近い上映館でも高速を1時間半ほどかかってしまうので、オンタイムでは1度きり見ただけでした。

最も初見のときは、視聴ポイントとして代々木のBE:1ツアー追加公演がメインで、まだその記憶が新しかったので「新鮮なネタ」があまりなく、どうしても見たい内容とは思わなかったことも確かです。

今になってみれば、既に懐かしい。BE:FIRSTというグループの丁寧な背景と、BE:1ツアーのドキュメント。特にライブでの様子をかなりの時間を割いて見せてくれています。打ち合わせやリハの様子、まさにライブ中の彼ら。

そこには私の大好きだった、時に儚いリュウヘイがいました。独特の透明感と色気のある表情。リュウヘイって不思議です。その時には、すごく大人っぽく見えるんです。ほんとに16歳!?って。なのに、後から見るとしっかり年相応に幼く見える。

このドキュメンタリーは、むしろこれからBE:FIRSTを知る人にこそ見て欲しい。彼らの音楽に対する真摯さが伝わってくる。

そして、彼らをオーデションから追いかけているベスティの熱意。私もその中の一人ですが、彼らを見る瞳がきらきらと輝いている。彼らの熱さがベスティに伝搬して、更に色々な人を巻き込んでいく…

この映画を見た後に、また前述のGifted.に戻ると、彼らの成長がはっきりわかりますよね。歌声が太く輪郭がはっきりと圧を感じる。日々の鍛錬の成果なのでしょう。本当に音楽に真剣に向き合ってくれていることがわかります。それが生業とはいえ…

これからも、きっと彼らは進化していくでしょう。さしあたり、次の新曲が恐いくらいに楽しみです。

YouTube 「Gifted. Orchestra ver.」

昨日言っていた、Gifted.のオーケストラバージョンの映像が公開されました。

舞台はミューザ川崎シンフォニーホール

そこでオーケストラを従えてのGifted.のパフォーマンス。

やっぱり弦楽器の響きはいいなぁ。なんかね…音源だけの時も思ったんだけど、深い海の底にいる感じ。音色が揺蕩っている。

そして、リュウヘイの歌い出し。記憶に刻み込まれるその匂い…

刻み込まれるの「まれる」の歌い方が好きなんです。声は輪郭がはっきりして、太くなったと思うけど、基本の歌い方はそんなに変わっていない。

そして、このデビュー曲の歌い出しを当時14歳のリュウヘイに任せたSKY-HIの思い。確実に5年後の彼を思い描いていたはず。今3年が経過して、この感じ。これからまだまだ大人になっていく…

Xで多くの人が、踊ると思っていなかったとつぶやいていたけれど、私はなぜか踊ることを疑わなかった。Gifted.もコレオあってのGifted.で、オーケストラをバックに踊るという壮大さ。

ステージの神々しさ、ライトの色や当たり方、弦楽器の波が打ち寄せる。その舞台に彼らのパフォーマンスが映える。

神聖で荘厳。海の底のようで天上のような。

パフォーマンスする彼らからは、鬼気迫る熱気が静かに伝わってきました。

SKY-HIが、Xに「11.3 to 3.11」と投稿していました。

11/3は彼らのデビュー日。そしてデビュー曲が「Gifted.」。3/11は東日本大震災の起こった日です。つまり、鎮魂歌としてのGifted.ということだったのでしょうか。

リュウヘイは、青みががった髪色でした。黒のスーツに、暗色がこの曲には合っていると思います。コレオは同じだけれど、体格が良くなって、動きが大きくなって…やはり迫力が増していました。一人だけ、圧倒的最年少という感じはもうしなかった。

最後、ソウタがセンターに来て、7人がまとまって同じコレオを踊るところが、本当にすごかった。これがBE:FIRSTだ、と。このグループの素晴らしさを物語っていました。あらためて、追ってきて良かったと思わせてくれました。


www.youtube.com

そして、今朝、ZIPでドーム公演1日目の密着が放送されました。幕張メッセでのリハの模様や、当日のムービングステージのリハなど色々と見せてくれて、そのうえリュウヘイの涙のMC。「生まれ変わっても、こんな良い人生歩めません」…これを直接見たかった。そしたら私の魔法は解けなかったかも…

でもGifted.のリュウヘイを見たら、また今後が楽しみになりました。やっぱり彼しかいないのよ。私の心を揺さぶる人は。新曲も、とても楽しみです。

 

Gifted. Orchestra ver. 配信&巨人開幕戦国歌斉唱

昨日急にお知らせが飛び込んできました。

一つ目は、Gifted.のオーケストラバージョンの配信。

なぜ今あらためてGifted.なのか?

前からあの壮大な曲は、クラッシックの雰囲気があって、オーケストラ演奏に良く合うんじゃないかとは思っていましたが。

この1年間、フェスでもツアーでもGifted.はパフォーマンスされていませんでした。やっと、ドーム公演で再び聞くことができたわけですけど…

彼らの大切なデビュー曲。SOの後に、この曲を持ってくるか、という驚き。ある意味ボーイズグループのデビュー曲というにはあまりに壮大すぎる曲。

でも、ビーファは最初から世界を目指していたのだから、この壮大な曲がデビュー曲というのは、意味があるのかも。そんなふうに思っていました。

オーケストラの演奏に絶対合うし、特に弦楽器との相性は抜群だろうと、配信がとても愉しみでした。

なのに、やはり寝落ちし、この日に限って夜中に目も覚めず、朝になってからやっと聴きました。

イントロから壮大というより「荘厳」。少し不安な感じというか「畏怖」みたいな雰囲気で。未知の深海を思わせるアレンジ。

リュウヘイの歌い出しは、もうすっかりと大人の声でした。打ち出しの強さが今までになくくっきりとした世界観を歌っていて。今までは、少しだけくぐもった感じの声色でそれも好きではあったのですが、今回はとてもクリアに響いていました。続くマナト、シュント、レオ。ジュノン、リョウキ…それぞれが今までより、クリアに、でもオーケストラに合わせるように柔らかく、声を繋いでいました。ソウタも、びっくりするほど柔らかく、きれいな声でした。

曲のイメージが全体的にどことなく「厳しい」感じがして、これまでの道のり、これからの道のりが険しいことが示唆されているようで、それでも進んでいく7人のグループとしての大きさが浮かび上がっていました。

だからこその、いま改めてGifted.なのかな…これからまだ険しい道を進むという意思表示のための。

Gifted.こそ、ジャンルレス。J-POPの枠からはみ出した楽曲だと思います。それを彼らが歌う。歌い上げる。大舞台でこそ、映える。いつかもっともっと大きいステージで、この曲をパフォーマンスする姿が見える気がしました。

 

そして2つ目は…

 

3/29に東京ドームで行われる巨人開幕戦で、ビーファがスペシャルパフォーマンスと国歌斉唱を行うというBig News。

いや、驚きました。

ジャイアンツは今年創立90周年ということで、80周年のときにはSMAPが国歌斉唱をしたそうです。

これはいよいよ…

もしかしたらBE:FIRSTは国民的なグループになりつつあるのかもしれません。

彼らがどんなふうに国歌斉唱を行うのか、そしてどんなパフォーマンスをするのか、本当に 楽しみです。

 

更に今夜、前述のGifted.のオーケストラVer.のプレミア公開もあります。

遡って、Masterplanのドキュメンタリーの#1も公開されています。それらについてはまた後日。

瀬尾まいこ「夜明けのすべて」

瀬尾まいこさんの本は何冊か読んでいたので、この本も特に理由もなく手に取ったのだが、タイトルを見て、あれ、最近映画化された話かな?と思っていました。

読み上げてから確認したら、松村北斗上白石萌音でまさに今上映されている映画でした。

先にその情報が頭になくて良かったです。純粋に自分のイメージで読むことができました。

帯で触りを見た限り、もっと感傷的な話かと思ったら、存外ドライな終わり方でした。

パニック障害PMSという特別な病を扱ってはいるけれど、全ての人が感じている生きずらさとも繋がっている気がする。

ある意味、この二人の登場人物は病さえなければ、社会でうまくやっていける人たちだ。比べて例えると、この二人よりも、私の方がコミュニケーションに自信がないし、社交性もない。

私側の人、社会性がない、コミュ症な生きづらさを書いた作品は最近多いけれど、これは、そうではなかった人が、そういう境遇になってしまった話で、しかも、生きるか死ぬかの病でなくて、見た目でもわからない。

病で失くしたものがたくさんあって、やっと息をするように生きているのだけど、それでも拾った出会いもあって。

ほんの少し前向きになれても、すべてがうまくはいかず、なかなか進んでいかない。良いことばかりは続かない。でも、悪いことばかりでもない。そんな特別じゃない日常の積み重ね。

この二人が、いわゆる「良い人」じゃないところに好感が持てる。そして安易に恋愛感情にならないところ。性別を超えた戦友という感じ。

暗闇の中で光を探すように、ほんの少しの幸せをかき集める。でも、闇は消えない。夜が来なくなるわけじゃない。「それでも生きていく」。それが、生きている愉しみでもあるのだから。