Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

Masterplan先行デジタルリリース

いよいよ、新曲祭りが始まりました!

新曲「Masterplan」が今朝0時に先行配信されました。

昨日、京セラでのアリツアの追加公演であるドーム公演が終わったところなんですが、間髪入れずに、配信です。まあ、3月2,3日の東京ドームで既にお披露目していたことを考えると、このツアーの最後を待ってからの配信だったと思いますが。

配信を聞く前の私の印象としては、

レオの歌い出し、リュウヘイの「マスタープラン」という囁き(?)、コレオは組体操みたい、和のテイストで得体のしれない怖さを感じる曲

という感じでした。

配信であらためて聞く前に、MUSICAのロングインタビューを読めたのも良かったです。

Masterplanという楽曲が、枠だけが先に存在して、中身はBE:FIRST次第で変化する、生き物のような曲なんだということがわかりました。それまでの曲が点だとしたら、Masterplanはそれらを結ぶ線というか、帯。具体的な「何か」ではなくて、道標のような「概念」なんですね。

 

そして、今朝聞いてみて。

キャッチ―さをこれほど捨てた曲をボーイズグループが歌うことの脅威。

今夜MVが公開されるんですが、できたらそれを見る前に、純粋に楽曲だけで感想を言いたくて。やっぱりMVを見てしまうと、そちらのイメージに引っ張られてしまうので。

 

イントロ、不思議な感じの和風テイスト。レオの歌い出しと強く思っていたけど短いセンテンスでマナトとの掛け合いだった。そしてリョウキの強気な長いラップ

リュウヘイ→ジュノンの格調高い歌い繋ぎ。リュウヘイの「その声が」が、良いよね。

ソウタの「M-A-S-T-E-Rプラン」からシュントの突き刺さるような声。同じフレーズを今度はソウタ→ジュノンで、次はソウタ→レオ、ソウタ→マナト。

今度はソウタの諭すようなラップ。

ジュノンとシュントの掛け合い、マナト→リョウキの繋ぎ。

再びソウタの「M-A-S-T-E-Rプラン」からレオの張りのある声。レオのこの声がステキ。同じフレーズを今度はソウタ→リョウキ。次はソウタ→シュント、ソウタ→リュウヘイ。語尾が空間に溶ける感じ。

間奏後、レオ→リュウヘイ。ここのパート、ほんとにリュウヘイ?って感じなんですが、少し高めのパートを歌ってる。そして囁きというか呻くような「Masterplan」。ちょっとね、軽く見下すような、神々が下界を見下ろす感じというか。これがキリングパートですね。

もう一度ソウタの「M-A-S-T-E-Rプラン」からまたシュント。同じフレーズを繰り返しソウタ→ジュノン。次はソウタ→リョウキ、ソウタ→マナトで締め。

全体的に、少し不安を煽るようなリズムというか…これが噂の「ドリル」というヤツですか。「不穏で重いビート」。

「遥か昔から」という歌詞も印象的だったのですが、過去から未来へ続く道標のような。蠢いている大きな蛇のような。動いている「大きなうねり」のイメージ。

日本の神話とか、雅楽とか、舞楽とか。完全に「和」だけれども、具体的な「日本」の提示はない。これはカッコ良いですね。

いや、「概念」を歌っていることがまず驚きです。Mainstreamでは、もっと具体的だったし、挑戦的な歌詞が散らばっていましたよね。「争う気もないのさ」とか「東京から直下」とか「追わないし追いつかせない」とか。

今度は「過去と未来重ね導く」とか「遥か昔から確かな価値を探した足跡」とかですよ。ほんとゾクゾクしますね。さてさて、どんなMVが来ますやら。