Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

富山県美術館「エッシャー展」

GW前半の中日に、友達と富山県美術館に行ってきました。今回は電車で行って、駅から富岩運河環水公園を通って10分少しくらいで着きました。

とても良いお天気だったので、水を湛えた公園は涼し気で良かったです。

 【屋上から見た景色】

11:30頃、まずは美術館のカフェでランチ。カフェで売っているベーグルがついたランチプレートを食べましたが、美味しかったです。

エッシャー展」は午後2時からの学芸員の解説合わせにして、それまで常設展などを楽しむことに。

あ、そうそう屋外に三沢厚彦さんのクマの彫刻があるのですがそれにちなんで、クマのグッズ等を持っていくとチケットの割引があります。

私はいつも持ち歩いているBE:FIRSTのリュウヘイクマで割引してもらいました(笑)

 【館内にもクマがいます】

常設展もなかなか面白かったのですが、今回とにかく「エッシャー展」の迫力がすごかった。全部で118点。

全国で3箇所しかやらないそうです。エッシャーは元々風景などの木版画をやっていて、その後版画のままデザイン的なだまし絵などをやっていくのですが、その緻密さは気が遠くなるほど。「緻密」を突き詰めて「矛盾」に昇華するような「不思議さ」から目が離せません。

そして緻密に計算された中に、ユーモラスな部分もあって、とても面白かったです。

エッシャーは裕福な家庭に生まれ、あまり苦労なく作品を作ることができ、70代まで現役だったそうです。水が循環していたり、階段を延々と下がったり上がったりするようなだまし絵が有名ですが、模様が反転することで姿を変えて、別のものになっていくものや、普通の風景を歪めて閉じ込めたものなど初めて見るものが多かった。どれも、デザイン的に素晴らしかったです。

普通電車で1時間半くらいのちょうどよい日帰り旅行でした。また、行きたいですね。

※「エッシャー展」の展示作品は一部を除いて写真撮影可能でした。SNSへの投稿も許可されています。