Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

瀬尾まいこ「夜明けのすべて」

瀬尾まいこさんの本は何冊か読んでいたので、この本も特に理由もなく手に取ったのだが、タイトルを見て、あれ、最近映画化された話かな?と思っていました。 読み上げてから確認したら、松村北斗と上白石萌音でまさに今上映されている映画でした。 先にその…

忘れられない物語、「五色の舟」

たまに、一度読んで以来、忘れられなくなる話がある。 例えば、小学生の時友達の家などで読んだマンガ。萩尾望都さんの「11人いる!」とか佐々木淳子さんの「リディアの住む時に…」のように。強烈にそのストーリィが頭に残って消えない。そうして、そんな話…

墨のゆらめき

落ちている間に本を読みました。 三浦しをんさんの「墨のゆらめき」。三浦さんといえば、デビュー作「格闘する者に○」の瑞々しい青春小説を楽しく読んで以来、まずまず追いかけてきた作家さんなのですが、久しぶりにタイムリーに新作が読めました(といっても…

異類婚姻譚

供給待ちしてる間に、久しぶりに本を読んだんですが、本谷有希子さんの「異類婚姻譚」。 私は、読む本を選ぶときに、自分の「指先の勘」を信じてて、タイトルや作家名だけじゃなく、まったく知らない作家さんでも触れたときにピンとくるものがあるというか。…

「線は、僕を描く」レビュー

もともと、物語オタクで、小説を読むことが大好きなんですが、このところ推し活が忙しくてなかなか読めず、いったいどのくらいぶりかわからない読了でした。 話題になった当初、読みたかった「線は、僕を描く」。発刊は2020年でしょうか。当時何かで知って(…