Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

1月~3月のドラマ結末

すいません、すごく時機を逸してしまったんですが、1~3月のドラマについて。

途中で一度感想を上げましたが、完結までを見て。

※途中までの感想はこちら→

 

sakuyam.hatenadiary.jp

 

まずブラッシュアップライフ。最後の方は、なかなか予想を裏切る展開でした。しかし、最後まで見て納得。このドラマの主題は「友情」だったんですね(笑)

奇抜な設定を使いながら日常のあるあるを繰り返し、最終的に「普遍的な」女同士の友情へと落ちる。あれだけの大仕掛け、本来なら確かに途中で主人公がプロデュースしていたドラマのようにもっとSFになりがちだと思います。それなのに…バカリズムのやりたかったのはやっぱり女子同士のあるあるネタ。でもそこがこのドラマの成功の秘訣だったのだと思います。毎回とても面白かった。細かい仕掛けにも笑わせてもらいました。

 

そして「大奥」。仲里依紗の退場後少し地味になった感もあったんですが、まずは家重の三浦透子さんが良かったです。(ブラッシュアップライフでも秀逸でした!)

そして、なんといっても杉下の面倒をみる吉宗がすごく良くてしみじみと泣けました。

全編を通して、冨永愛の吉宗がはまり役で、この人ってこんなに演技できたの!?と驚きました。さっそくでカッコ良い、ただ繊細な配慮はできない不器用な面もある吉宗というキャラクターをうまく演じていました。演じていたというより、自分の方へ役を引っ張っていたのかな?もちろんドラマとしては、脚本が先にあってのキャストなのでしょうけど、脚本の方もうまくキャストを生かしていたと思います。物語的にはもっと地味になっていくシーズン2にも期待。

 

「スタンドUPスタート」。最近のドラマでは珍しく11話まであったのですね。何が敗因なのか、こう書くとダメだったみたいなんですが視聴率が良くなかったということも踏まえて。
まず、せっかく尺があったのに個々のキャラクターのエピソードから最後の主人公の話への切り替えがうまくなかった。もう少し前半を早く切り上げて後の話が「面白い」内容であったなら。反町演じる敵役がステレオタイプすぎた気もします。それまでに集まったキャラも少し多過ぎたかな? と、書いておいてからなんですが、この話も漫画原作なんですもんね? 個人的には、前半の切り口はとても面白かったので残念でした。

 

もう、シーズン変わりましたが、とりあえず新しい朝ドラは面白そう。大河を挫折してしまったので、また別の面白いドラマを待ってます~