Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

奈良旅行 ほか

何から話せばという感じですが…

9/17,18にあるBMSGフェスに2回落選しまして、結局あきらめて、それを思い切るために、妹から誘われて旅行に行くことにしたんです。

行先は奈良。これは妹が決めたので私は従うのみだったのですが、何度か言っているように歴女な私。なかなかピンポイントで奈良に行く機会もないだろうと快諾。それから考えてみたら、奈良には大学の同級生も住んでいるし、Twitterやり始めて本当に最初にフォロバでなくフォロワーになってくれたBESTYさんが住んでいる場所で。じゃあ、せっかくだから二人に会おうと思い、セッティングしました。

 

初日、旅行のメンバー(妹、長女)と別行動で、大学の同級生Yちゃんとリュウヘイ推しBESTYさんのMちゃんに会いました。

Yちゃんとは、4年ほど前に金沢で会っていたのですが、今回は彼女の地元の和菓子屋さんでお茶しながら2時間くらい話しました。そして、Mちゃんとは初対面。5月にフォロワーになってくれて、いつからかDMでもやりとりするようになり、おなじリュウヘイ推しで、仲良くさせてもらっていました。とはいえ、初めて会うので、コミュニケーション力がそう高くない私、大丈夫かなぁ?と心配もありました。が、結果的には3時間ノンストップで盛り上がりました。話の中心はもちろんリュウちゃんのこと。リュウヘイのあのときの話、このときの話、あの行動の裏にあったことの推測…次々話は尽きませんでした(笑)Mちゃん、ほんとにありがとう。また会いたいね。

 

奈良2日目のメインは興福寺。中学の時に初めてここで阿修羅像を見て、あまりの美しさに感動した記憶がありました。阿修羅像が属する八部衆立像は、人ではない顔をしている神を除き、その顔は少年のようです。それぞれとても幼い顔をしている。今回はそれが美しいというよりも何だか痛々しかった。

そして、阿修羅といえば、「百億の昼と千億の夜」ですよね。でもそれは、むしろ3日目のメイン法隆寺でより強く思い出されました。

 

その法隆寺。泊まった宿のガイドツアーに参加したのですが、ガイドさんの話が非常にマニアックで、オタク志向な私にはとても楽しかったです。

まずは、再建したところもありますが、法隆寺が1400年以上前の木造建築物だという奇跡。1400年以上前の人間が知恵と労力を使って建てた場所、そして建物だということに感動しました。

それから法隆寺の観点は私的には、聖徳太子が奉られていることと、仏教の教えを説いていること。前者は常に「日出処の天子」を思い出すし、後者は「百億の昼と千億の夜」を思い出します。そして更に、江戸時代に法隆寺の修復に協力した人物として5代将軍綱吉の母桂昌院が出てきて、よしながふみさんの「大奥」まで繋がって、おお~ってなりました。

ガイドは2時間たっぷりしてもらい、その後私は夢殿まで足を伸ばしてきました。本当にとても良かった。大満足でした。

2泊3日の奈良旅行、これで終われば楽しかったのですが、実は旅行中に101歳だった祖母が亡くなりました。少し前から体調を崩していていたのですが、やはり歳が歳だけに亡くなるときはあっという間でした。旅行先だったこともあり、間に合わず。葬儀はお通夜を省略、日曜に告別式を終えました。

祖母とは一緒に住んでいた期間も長くて、ずっと近くにいたので、思い出もたくさん。この4月の誕生日にはとても元気だったのですが。もっともっと長生きしてほしかった。

知らせを受けたときに聴いていたのがスピッツの「魔法のコトバ」。思いがこみ上げて、涙が溢れました。