Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

GYAO「Road to VIVA LA ROCK 2022」、MUSICA6月号

VIVA LA ROCK2022はGWに行われたロックフェスですが、GYAOでBE:FIRSTの出演にいたる道のりが配信されています。当日大成功に無事に終わって良かった、という感想はあげさせてもらいましたが、改めて、GYAOの番組を見させていただいて。

当日の現場はもちろん、配信でさえ見ていないので、そこをえらそうに言えるかどうかわかりませんが、とにかく、凄いことだったんだな、っていうことが伝わりました。

今まで、このようなフェスとは関係なく過ごしてきたので、いまひとつピンとこないところはあったのですが。でもそんな私ですらわかるアーティストさんがたくさん出ていて。あ、この人たちも出てるんだ?ってなりました。

単純な例でいうと、ずっと好きだったスピッツと同じフェスにビーファが出たんだね、という感じ。そして、当日の様子の一部を見たり、ツイッターで参戦した方のレポを読んだりして、なんかすごいな、熱いな、羨ましいな、みたいな。

そんな感想とは別にGYAOの番組について。

最初に断っておきますが、これは批判ではないです。

この番組について最初少し不満みたいな気持ちがありました。

一つは、なんでもかんでも裏側を見せるというのはどうなのか?ということ。

そして、そこのところを「商売」にしてしまうのもどうなのか?と。

私としてはGifted daysの件があって、そこで何か失敗があっても100%見せるのか?見せることが正解なのか?ということが疑問でした。

みなさんの意見はどうでしょうか。結果論として成功したから素晴らしかったね、と言えるけれど…「何か」があったとき、そう言えるでしょうか。

そういうことも含めて、このやり方が果たして「正論」なのかは現在も私の持論としてさえ、解答が出せていません。

SKY-HIさんのやり方で、「ありのままを見せる」ときには、そのスピードを重視しているように思います。私がこのブログにスピードを求めるのと同じく、「速さ」がなかったら意味がない、すべて終わってから時間がたっては意味がない、とお考えなのかと。

だから、この番組も、フェスが終わってから、こういう経緯でした、って種明かしするのではなくて、経緯を並行で見せていくやり方です。確かに、大成功したときには、その方が効果的です。その方が「やらせ」でないことが明確だから。

それはBE:FIRSTが成功することを信じているから。というと美しい話ですが、そこは信じていて、それ相応の実力があっても、「成功」は100%ではないわけです。

と、いうことは一旦置いておいて。

SKY-HIさんが提示した条件をクリアするためにBE:FIRSTの面々が、どれだけ覚悟をし、努力し、挑戦し続けたか。そして、迎えた本番に大きな緊張を、パフォーマンスへのパワーに変えて、いかに解き放ったか。番組から本当に熱気が伝わってきました。

こんなにも、彼らはすごいアーティストなのか、と改めて感じました。まずはソウタのMCから。メンバー各人のその歌声から。そのダンスから。レオのMCから。映し出されたすべてのパフォーマンスから。レオも、ソウタも、マナトも、リョウキも、ジュノンも、シュントも、リュウヘイも。この舞台に、並々ならぬ想いで臨んでいるのがわかりました。あの満員の会場に、彼らの声が響き渡ったときに、私もすごく熱くなった。こんな彼らを応援できているのが嬉しかった。みんなすごくカッコ良かった。本当に。

 

ここまでで、もういつもより長くなっていますが、引き続きVIVA LA ROCKつながりで「MUSICA」でのインタビュー。内容が濃過ぎて書ききれない感じなのですが。

 

ソウタ・ジュノンリュウヘイとレオ・リョウキ・マナト・シュントに分かれてのインタビュー。なぜこの分かれ方なんだろ?と思ったのですが、種明かしは途中にありました。あ、なるほどというか、SKY-HIさんにはかなわないな、と(笑)

前半は、ソウタが軸になり、リュウヘイの考えの異質さのジュノンがクッションとなりながらBE:FIRSTの現状や目指すものを語るというような内容でした。リュウヘイの思慮深さにはいつも驚きますが、今回もすごかった。そこまで考えているのか、考えられるのか。まあただ自分のその頃を考えると確かに一番色々考えていたかもしれない。考えることが面白くて、考えることをやめたくなかった。また、それを言語化することも。リュウヘイも同じなのかな?(笑)ソウタがきちんとした未来のビジョンを持っていることは今までにも随所でわかっていましたが、ソウタのその信念や、リュウヘイの特異な考え(紙なのに紙じゃないことを説明する、とか)をクッションになってつないでいるのがジュノンでした。彼の柔軟さが、ともすると尖ったインタビューにちょうどよい具合の合いの手になっているなあ、と。

後半はレオを中心にBE:FIRSTがどういうグループかをはっきりと言語化するリョウキ、素直に正直に語るマナトとシュントという内容でした。レオの性格の良さはここにも出ていて、「モテるでしょう?」って誰でも言いたくなりますよね(笑)また、シュントの実直さとかマナトの瞬発力とか、いつも見えていない面も見えました。リョウキのコメント力の高さは、いつものことですが、今回もさすが。そして結論としては「ジャンルレス」な音楽、カテゴライズされない音楽をやりつつ、BE:FIRSTであり続けていく。

私たちはそんなあなた方を応援します。