Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

卓球が大学合格につながった話④

中学の時からそれこそ卓球ばかりしていた娘は、家での勉強は試験前だけ、学習塾にも通ったことがありませんでした。普通に考えて国立大学に行けるような学力ではなかったです。しかも、学校推薦をもらえるのは1校だけなので、指定校ではない、その国立大学の推薦試験に受からなければ結局一般入試を受けなければならないわけです。

娘はその推薦の話に結構乗り気で、その理由は、その大学が国公立大学の中で有数の卓球強豪校だったからです。そして、3年の3者面談の時に「もし、ダメだったら一般入試を受けることになりますよね?大丈夫でしょうか」と聞いたら「学校が全面的にバックアップします」と先生が言ってくれたので、ダメもとで受けるだけ受けることにしました。

部活を引退してから毎日、推薦試験の小論文の指導を学校の国語の先生が見てくれました。また、受かってからのために数学の補習もしてくれました。本当に学校が親身になって娘の勉強を見てくれたので、ちょっとびっくりしました。進学校ではない高校なのに、というか、進学校ではないので、娘のためにさける時間がたくさんあったということかもしれませんが。

推薦試験の結果、娘は合格しました。倍率は3.3倍だったので、発表を最初に見た私も半信半疑で、番号があったことに心臓がドキドキしたのを覚えています。授業中だった娘にラインで合格を伝えたら、「マジ?」と返してきて(笑)、結局先生に確認してもらったそうです。

もし、卓球をしていなかったら、娘はその高校へ入学しなかったと思いますし、違う高校へ行っていたら良い成績もとれず推薦の話もなかったでしょう。そして推薦の話も卓球の強い大学だったからこそ心が動いたのだと思います。そう考えると、娘の大学合格は卓球のおかげであって、毎日毎日練習してきたことへのご褒美みたいなものだな、と。

現在娘は4年生ですが、1年の時から卓球部に入り、レギュラーには届きませんが、楽しく卓球もしています。

と、いうわけで、このときは前期試験より早く合格が決まり、良かったのですが、前期試験で合格万歳ではなかったというわけです。

娘たちの受験の話はこれで終わりです。長々お付き合いありがとうございました。