Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

フィギュアスケートエキシビション(北京オリンピック)

北京オリンピックが閉幕しました。最終日はゆっくりとリアルタイムでカーリング女子決勝とフィギュアのエキシビションを楽しむことができました。

カーリングは残念でしたけど、その前のスイス戦が素晴らしかったので、良かったんじゃないでしょうか。カーリング女子は、前評判や人気が高かったわけですが、そんな中で冷静な、自分らしいプレイをすること自体難しいと思うのですが、テレビに映る彼女たちはとても輝いていて、ステキでした。

 

あ、その1日前になりますが、フィギュアのりくりゅうペア!良かったね、本当に。木原選手、今までの苦労とかあって、やっとやっとの入賞でした。最後の抱擁が感動的でした!

 

そしてフィギュアのエキシビションエキシビションは試合とは違う選手の顔が見えるので大好きなんですが、やはりオリンピックは一味違いますね。

書いたらきりがないんですが、私が目についた選手を中心に。

アメリカのアリサ・リウ選手、正直知らない選手でしたが、SPのときから目を引く魅力があって「おっ」と思いました。エキシビション、とても良かったですね。選曲があっていて(K-POP?)のびのびと演じていてパーンとした魅力があってステキでした。

新葉ちゃん、以前はどちらかというとパワーで押すタイプでしたが、こんなにしっとりと踊れるようになったんだな、と感動しました。ジャンプが上手くいかなかったようですが、ジャンプがなくても魅せることができていました。

宇野くん、いや、あらためて彼のすごさというか色気を感じましたよ。最初に彼の滑りを見たときの衝撃を思い出しました。彼が急に伸びてきたときは、「なにかわからないけどできちゃった」という感じでちょっと冷めている風があったんですが、それから色々あって、このエキシビションは一人の男としての色気を出すような表情とスケーティングをしていてドキドキしました。色気が駄々洩れって言われてましたが(笑)

中国のボーヤン・ジン選手。ボーヤンもねえ、以前のジャンプをバンバン飛んでいた彼とは別人でしたね。本当にしっとりと魅せてくれて、何だか母のような気持になりました(笑)

そして羽生選手。何を滑るのかと思ったら「春よ、来い」だったんですね。これはもう彼しか出せない「美しい」演技でしたね。人智を超えた美しさとでもいうのかな?それと何かの番組で言っていた小さい頃の自分と滑ってた、っていうのが頭にあったせいか、始終マッシュのときの可愛い彼の姿が浮かんで本当に一緒に滑ってるんだな、って思って何だか胸が熱くなりました。羽生くん、あなたは、ジャンプだけじゃなくて、滑りや演技でこんなに色々な感情を見た人に届けたり、抱かせたりできるんだから…もっと自分を自由にしてあげていいと思います。あなたに幸せにしてもらった人はたくさんいるから、今度は自分をもっと幸せにしてあげてください。

鍵山選手。こういうしっとりとした演技は年齢からなかなか難しいと思いますが、しなやかでしたね。よく見るとミーシャさんの歌を自分でも口ずさんでいて、そんなとこも可愛かったです。あと、久しぶりに感じたスケートの滑りの上手さ。少し前だと小塚選手とかがスケーティングが上手でしたけど、鍵山くんもとても上手いと思いました。

最後にネイサン・チェン選手。圧巻のパフォーマンスでした。ノリの良い曲を自由自在に滑り上げてからのバク転。カッコいい以外の言葉がありません。すばらしかったです。

 

2月に入ってから個人的にとても慌ただしかったし、このオリンピック自体にも少し疑問や不信なところもありましたが、やはり4年に1度の特別な祭典。色々な感動もあったオリンピックでした。コロナで閉塞している日常にステキなドラマを見せてくれてありがとうです。