Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

オタ活回顧録⑥

ついに、直近の活動まで来ました。それが今から10年前のことです。

⑤のときから6年くらいおとなしくしていました。その間に上の娘は金管クラブで音楽に打ち込み、下の娘はまだ卓球も習っておらず、のほほーんと遊んでばかりいました。そろそろ上の娘にオタク傾向が出てきたのもこの頃です。私は仕事が結構忙しくて、土日出勤も多く、大変でした。

ある年の正月、家族でNHKのアニメの総集編を見ていました。そう、それが「メジャー」です。もともとが野球好きな私は最初は単純におもしろく見ていました。おとさんが死んでしまうところや、リトル時代の吾郎はけなげで泣けるのですが、幼い時に出会った寿也が中学で闇落ちしていて、けれど結局一緒に海堂を目指し、夢島での試練を経て、無事二人そろって入学してからが本題です。

海堂での一軍VS二軍の壮行試合、「勝ったら海堂から出ていく」という吾郎に思わず「それじゃあ寿也はどうなるのよ!?」と、声に出ちゃってました(笑)このとき既に寿也に入れ込んでいたんですね。夢島の時点で、吾郎に献身的な寿也に「これは…」と思っていたんです。自分を置いていく身勝手な吾郎のためにそれでもホームランを打つ寿也にとどめを刺されてしまいました。久しぶりに来た、私の好きな熱すぎる友情(笑)

それから、上の娘の男の子の友達に頼んで借りた原作をあっという間に読破しました。アニメだけのオリジナルな話もありますが、原作はもちろんとても面白くて、とにかく寿也がけなげで泣かせる。(穿った読み方?笑)

そして、海堂の寿也と聖秀の吾郎の再会のシーン。ライバル心むき出しの吾郎に対してそっけない寿也。「ん?なんで?」という疑問がかってに暴走して話ができていきました。何年かぶりで書いた二次創作は、海堂での寿也の話でした。最初はやっぱりなかなかスムーズには書けず、苦労しましたが2、3作書くうちに調子が戻り、地元の友人や、たまたまハリケンで知り合った方が、メジャーも好きだったので読んでもらったりしていました。また、ハリケンの時に培ったネットの知識で、自力で意中の?サイトにたどり着けました。しばらくは読み専でしたが、そのサイト主さんに感想をメールするうちに自分の話も読んでもらい、最後にはそのサイトに話を上げてもらいました。

このときは原作もアニメも同時に進行していたので楽しかったですね。アニメを見ながら色々とメールし合ったり。アニメのオリジナルのエピソードが、まるで私が考えたような話だった時はテンション上がりましたね。

ハリケンの時の失敗を活かして、このときは付き合いを広めずに、行っていたのは一つのサイトさんだけでしたし、トラブルもなかったのですが、原作やアニメが終わり、自分が書いていた話が完結し、そのあと仕事がもっと忙しくなって自然と活動は終わりました。

 

【余談】なんとハリケンジャー20周年なんだそうですね!!記念イベント的なものに3人がそろって出演とか。いやいや奈央ちゃん変わらずきれい。シオシュンも康平くんも元気そう。10周年の記念MOVIE見てないから見よっかな。

 

以上が私のオタ活回顧録のすべてです(番外編はまだあるかも)。①のときから年数にしたら25年ですか。四半世紀を振り返ってきたわけです。

でも、振り返ることができて、とても良かったです。私は、地方都市在住の名もない一主婦ですし、こういったことは、当事者は世間一般的になるべく隠したいことでなかなか表に出ませんよね。そのときの時代背景や、活動内容、活動方法など、個人の思いも含めて、一つの記録として読んでいただければ幸いです。