Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

北京オリンピック

始まりましたね。正直この週末はそれどこじゃなかったのですが(笑)4年に一度の祭典ですから楽しみたいですね。

冬季の花形といえばフィギュアスケートですが、私も小学生の時からフィギュア好きでした。女子だと渡部絵美伊藤みどりの時代です。男子の五十嵐文男さんが大好きで。あの上品な感じにひかれました。いつもピシっとしてるのにエキシビションで少しくずしたロックな感じで滑ったことがあって「きゃ~」ってなってました。五十嵐さんは確か引退してから銀行に勤めながらNHK杯の解説を長らくやっていましたよね。

ちょうど当時別冊マーガレット槇村さとるさんが「愛のアランフェス」というフィギュアスケートのマンガを連載していて、伊藤みどりの活躍とあいまってブームになっていたと思います。「アランフェス協奏曲」とか「ツィゴイネルワイゼン」とかのクラッシックもそのときに覚えました。

それからずっと、グランプリシリーズや全日本選手権、世界選手権を楽しみに見ていますが、浅田真央選手や羽生結弦選手がジュニアで出てきたときは一気に時代が変わった気がしました。羽生選手は本当に日本人としたら奇跡的な容姿をしていると思います。才能があって、スケートがうまくても、やはり「見栄え」がフィギアでは重要な要素の一つになってしまうと思うんですが、彼は長い手足と中性的な魅力を武器にできている。昔はスタミナが課題で、フリーの後半はバテバテになるので、ハラハラしながら見ていましたが。印象に残っているのは2012年世界選手権のロミジュリですか。もう10年前になるんですね。SP7位からFPで順位を上げて3位に入った大会です。当時高校生だった彼はまだあどけなさが強く残っていて、応援したくなる稀有の魅力を持っていました。あそこから世界のトップに昇っていく姿に何度も感動をもらいました。そうはいっても、私は特別に彼の大ファンとかではなく、普通より少しフィギュアスケートが好きだというだけなんですけど。まあ、うちでは長女がながらく羽生くんのファンだったというのも理由ではあります。

そんな私の中で一番心に残る滑りといえば、2014年の四大陸選手権優勝のデニス・テン選手の「ニュー・シンポシビリティーズ」。デニス・テン選手、とても好きだったんです。彼が亡くなったなんてまだ信じられなくて。ちょうどこのプログラムの、シルクロードに吹く優しい風のように、まだどこかに魂は残っているのかな…。この時の彼の滑りはすばらしすぎてビデオを消せません。決して大技を決めているわけではないのに、音楽と一体になっていて、胸を打つ滑りで。「気品高く優雅」と解説者がいっていたけどまさに。

 

今回羽生選手は3回目のオリンピックとなるわけですが、見守りたいですね。また、宇野選手や若い鍵山選手(昨日の滑りはすばらしかった)も楽しみです。

フィギュアスケートだけでなく、ジャンプ、モーグル、スピードスケート、スノボ…実は日本選手はあまり活躍できませんが回転や大回転も好きなんです。

とにかく楽しみに見ていきたいと思います。