Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

Brave Generation・Lyric Video

THE FIRST FINALのニュースをYoutubeやABEMAでみましたが、エモかったですねー、合宿メンバーみんなで歌うKick Start。それからBE:FIRSTとして衣装替えしてからのBrave Generation。シュントの表情がすごかった。心配してたリュウヘイも頑張って歌っていましたね。あの衣装、カッコいい。リュウヘイについて言い始めるとまだ色々あるんですが、今日はやめて本題へ。

 

Brave GenerationのLyric Videoです。

これ、なかなかすごかったです。無機質な黒いキューブが変化していく。色の少ない世界を舞い上がる風船。でも最後は青空で。

前の時も書きましたがやっぱり私はSF的なイメージなんですよね。曲も詞もそして、このビデオも。

まず歌のことを書くと、もうシュントの曲なの?って感じですが、やっぱりBE:FIRSTの歌ってそれぞれが歌うべきところを歌ってるな、と思いました。

歌い出しのジュノン、「退廃的」とか「曖昧な」とかって言葉はあんまりジュノンが歌わなそうなワードなんだけどいつもより太い感じの声でしっかり歌っていてグッときます。

「Lost Generation応答して」という表現が良いですよね、切ない慟哭みたいな。シュントの絞りだすような声が耳に残ります。そしてそのあとの「後悔もないよ」からのリュウヘイパート、リュウヘイの歌割少ないと思いましたが、とても良い場所をもらってますね。サビとかではないけれど印象的です。若い彼が歌うからこその説得力というのかな。「どこか誇らしげ」の「どこか」という言葉がきいていると思います。「後悔ない」が主観なのに「どこか誇らしい」は客観ですよね。そこをあえて組み合わせている。そこがすごく好きなんです。リュウヘイの声って、強い声ではないんだけど深く響くような声で心に残るんです。実はリュウヘイの歌をすごく好きとは最初思ってなくて、見た目とか踊り方とかに目がいっていたのですが、いつからかその深い声色が直接心に入ってくる感じになって。もっと聴きたい、って思える声です。

「ああ足掻くよ」マナトのきれいに伸びる声をわざと加工させてますよね。私たちはマナトのきれいな声を知っているからすごく違和感がある。本当は伸びるのにそれを抑制している感じが「鬱屈」している世界観とつながっているような。

ソウタのラップ「迷子・焦り・不安」というワードのあとに「大丈夫」とか「最高」と言葉をたたみかけていく。この流れでソウタのラップになったら違和感あるかな?と思ったんだけどそこはソウタがうまいのかすんなり世界観に入ってる。そしてマナトの次のパートが好きなんです。前のパートが抑制されていたからよけいに次のパートが良く聞こえるというか。「ビル風に何度ものまれる」という表現が良いし次の「弱さも全部愛したい」が切なくて好きです。

そしてシュント「Brave Generationそう呼んで」これ、ここで初めてタイトルが出るんですよね。最後に向かって徐々に希望が見えてくる感じの構成になっていて。

「ありふれたリアル抱きしめて」のリュウヘイ、抱きしめてのところがなんか心をつかまれる感じで。「シナリオ踏みつけろ」はリョウキっぽいですね。この詞はまだリュウヘイには早いかな。そしてジュノンをはさんでのソウタ!「等身大のままでどこまでも逃げる影追いかけて」は誰が歌っているのかわからなかったです。ソウタと知っても腑に落ちない感じ?ここの詞もすごく好きですね。そして最後はレオとシュントでカッコ良く終わる。

 

以上が私の歌の印象でした。

そして、ビデオも含めて、久しぶりにSF書きたいな、って気持ちになりました。もともとSF好きなんですが、書いたことはそんなにはないです。まとめるのが難しいんですよね。この曲のイメージとしては古いたとえで申し訳ないのですが、竹宮恵子の「集まる日,」みたいな。近未来に世界を再生する少年たちが一人一人見つかっていく、とかね。まあもう何年も創作をしていないし、しかもSFとかファンタジーは世界観を作りこまないと書けないですよね。もう少し若かったら書いてみたかもしれませんね。