Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

アニメオタクだった日々

先日、生涯オタク宣言したところですが、私の今までの遍歴は回顧録として書いてきました。なので、もう書くことないかな?と考えてみて、そういえば、まだ書いていないジャンルがありました。それは「アニメ」です。

私がアニオタだったのは、中高校生のときから、大学のときまででした。もちろん、普通にテレビでアニメは小さい頃から見ていて、鬼太郎やどろろ、妖怪人間のような少しおどろおどろしいものが好きでした。あと、海のトリトンは夢中で見ていたな、と。でもそれって、つまりアニメが特別好きというわけじゃなくて、物語オタクとして、年齢的に一番多く目に入るメディアだったからだと思います。そして、「アニメ」ということを意識して見たのは、多分「ガッチャマン」くらいからだと思います。今年60周年だそうですが、タツノコプロのアニメが好きでした。タイムボカンシリーズや、キャシャーン等、力強い線の中に、流動的な曲線の美しさが見えて、すごく惹かれました。のちに、天野喜孝さんのファンになるんですが、最初から彼の線が好きだったんですね。印象に残っているのは、高校生の時に放映されていた未来警察ウラシマンという作品。オープニングやエンディングがとてもオシャレで、お話もおもしろかった。その後モスピーダジリオンなんかも見ていましたが、タツノコの作品はさりげなくOPがどれもハイセンス。モスピーダのOP「失われた伝説を求めて」はカラオケで今も歌いたくなる。

あとは、私が中学の時にガンダムが放映されて、徐々にブームになっていくんですが、最初見たのが、最終回で。(ザストもそうだけど最終回から入ること多い?笑)へ~、と思って夏休みだか冬休みだかにあった再放送を一気見しました。とにかくお話がおもしろかった。勧善懲悪じゃなくて、主人公も間違っていたり、敵側にも色々な事情があったり、物語が複雑に絡み合っていて。ガンダムだけじゃなくて、富野さんの話は、癖が強いというか、セリフも独特の言い回しだし、お話も容赦ない展開なことが多いですよね。

というわけで、いわゆるサンライズアニメは順当にガンダムから入って、イデオンダンバインや、ダグラムボトムズといった高橋さんの世界も好きでした。って、アニメ好きの人でないと誰?って感じだと思いますが。

オタクですから、最初からスタッフ志向で、すぐに作画監督がどうの、演出がどうの、キャラデザがどうのって、騒いでました。いまだにアニメ見ると、エンディングのスタッフの名前を見ちゃいます(笑)

周りの友達の影響もあったのですが、どちらかというと男っぽいものが好きでしたね。社会派?というか。

原作付きのアニメの場合、原作が好きなのか、アニメが好きなのか、微妙な気もしますが、原作も好きで、アニメもすごいなと思ったのは「アキラ」で、原作の世界観をすべて表現しているとは言えないかもしれませんが、原作のプロモーション的な役割は充分果たしていたんじゃないでしょうか。

アニメは現在までも多少見てはいますが、以前のように熱を持ってはいません。「鬼滅の刃」も見ていて、作画がすごい!とか、何話の動画が、とか言ったりはしますが(笑)単純にお話を楽しんでいます。