Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

ROCK IN JAPAN FES2024 BE:FIRSTレポ

行ってきました。3度目の夏フェス、ロッキン。

 

今回も朝一番の新幹線でこちらを出て、今年は初めて京葉線千葉みなと駅まで行き、そこからシャトルバスで会場入り。もうだいぶお馴染みの蘇我スポーツ公園に11:30頃に着きました。

 

とりあえず、今日はBE:FIRSTだけ先にレポさせてください。

今回私は、LA公演を経てきた彼らに会えるのを楽しみに待っていました。階段をまた一つ上がった彼らがどんなパフォーマンスをするのか…

GRASS STAGEのBE:FIRSTの一つ手前のサンボマスターさんからステージ向かって左側、前方席の横の割と前の方に陣取っていました。期待していなかったのに、結構見える距離で、なかなか良い感じでした。(その場所で見たサンボさんも楽しくて良かったのですが、そのレポは後日…)

サンボさんが終わってそこからまた少し前に行けて、前方席との境の柵から3列目にくらいにいました。

バンドの人たちのリハ?の後、少したって、ビトゲのイントロが始まり、ビファたちがリハに出てきました。衣装はLAのときの衣装で、みんなカッコ良かった!

結構恒例のビトゲリハ。これまたいつものようにリュウヘイの「もう少し触って」まででした。その、リュウヘイパート…聞いたとき、なんとなくいつもと違う気がしたんです。どこがどう、と言えないんですが。なんだろう、いつもより力が入っていない軽やかに滑らかな感じ…?

とか思っていたらHush-Hushの「時代が変わる…」のワンフレーズが流れてきて。ええっ?と思っているうちにリハは終了。多分リュウヘイの声だった。リュウヘイのパートだったしね。

そして、ついに彼らのパフォーマンスが始まりました。

まずは、Mainstream。掴みからカッコ良い彼ら。なんだかやはり、力みの抜けた滑らかさを感じる。続けてMasterplan。いつも通りのキレのあるダンス。

この2曲の導入は、ほんとカッコ良いし、他のグループにはない、BE:FIRSTというグループの色を見せてくれます。

シュントの迫力のある煽りからのブレジェネ。シュントの煽りの表情がスクリーンに大写しになっていました。ブレジェネはやっぱり好きだ。パートの少ないリュウヘイが飛び回り、私のいるステージ右側にも来てくれて。MS、MPの2曲では大人なカッコ良さを見せてくれたけれど、今度は何だか表情が可愛い。ビーニーの下の目が子供のように客席を見渡している。リュウヘイだけでなく、次々とメンバーがこちら側にやってきて、かなり近い。リュウヘイのフリーダンスも見れて、今回は本当に軽やかでした。

リョウキの英語煽りからのScream。ダンスも歌も、最高にカッコいい!今日のビファは何だかすごい、と思わされ…でもリュウヘイのソロは意外とあっさりと歌った感じがしたのですが、逆に凄味は感じました。

そして、Set Sail。コールも入って激しさを増すパフォーマンス。裏腹に、メンバーの表情はとても楽しそうで嬉しそう。

何て言ってたかは聞き逃してしまったのですが、リュウヘイの煽りからDWMU。マナトの入りが本当にステキで、聞き惚れました。この曲はもはやフェスの定番ですが、サビでジャンプするのがとても楽しい。歌い締めのまたもマナトのアレンジがステキな余韻を残し終わり…SOのイントロが。今回はしっかりリュウヘイの「Yes,Shining One」で始まりました。歌い出しは、余裕を感じる声色で、ああ、あのプレデビューのときの初々しさではなくて、大人のカッコ良さが似合うようになったんだな、と色んな想いが込み上げてきて…「こんな景色初めてさ~」のところで、泣けてきました。

それまでもこの日、リュウヘイは何度も何度も、観客に向かい大きく両手を広げて、その景色を噛みしめるような素振りをしていて。大きなお辞儀も確かしていました。

ほかのメンバーも…本当に大きくなったんだな、と。

リョウキのまだ上へ行くという言葉が、真実だな、と感じられて「最高の未完成」というリリックに、うなずきました。そうだ、世界を目指すと言った彼ら。でもきっと、世界に行ったとしてもまだまだ終わりではないんだ、と。やっぱり宇宙までも目指して行くのかもしれない…いつまでもずっと、「最高の未完成」のままで。そう、SOの最後のポーズ、彼ら7人の「一番」を全員で目差して。

レオの熱い熱い語りがあって、グレミス。タオルを思い切り回す。タオル回しも本当に楽しそうだった。そして、BGBでは自由に飛び回り、ダンスする彼ら。この曲の馴染み具合が、すごい。一回り大きくなって、団結力一体感が増して、1か所にまとまってパフォーマンスしていなくても、ちゃんと「グループ」として見える。多分、お互いの信頼感で結ばれているから。最後はBBB。彼らは真実「自由」でした。自由に、歌い踊り、私たちの心を揺さぶる。その歌声で、その跳躍で、そのステップで。その表情で…最後のリュウヘイの歌い締め、長く余韻を残して。

LAの公演を7人で乗り越えた自信や、安心感、余裕…いつもと同じ、いやそれ以上にびっしりの日本の観客に嬉しさや安堵感もあったかもしれない。とにかく、全体に、力みが無くて、軽やかに楽し気でした。リハで最初にリュウヘイに感じた感覚のままに。

次々に私のいる側に来てくれたメンバーは、ジュノンは一番端の柵に繋がり、じっと私たちを見つめていたし、リョウキは柵に足を上げて、カッコ良く歌っていたし、レオは遠くを見渡して、うなずいていたし…シュントはにこにこ笑っていてひたすら可愛かった。

ソウタやマナトのパフォーマンスには、感服でした。ソウタのダンスのしなやかさ…マナトの揺るぎのない歌声。リュウヘイも歌声はとても安定していたし、ダンスは力の抜けたしなやかさを見せていました。BGBのときだったか、くるっと大きくターンして離れたところに前を向いていたシュントと見つめ合って、96ブラをサービスしてました(笑)そしてビーニーが脱げてくるのか、頻繁に押さえていて、結局最後には脱げて、爆発してる明るい色の髪の上にベレー帽みたいに乗っけて退場していきました。そのときの表情が、いたずらした子供みたいに照れ笑いを浮かべてて可愛かったんです。

…今回実は、福井以来、前に言っていた透明なベールをリュウヘイの周りに見ました。彼の周りだけ、空気が澄んで涼し気なあの感じ。もう、見れないかと思っていたのに…

夏フェスの蜃気楼なのかもしれませんが。

本当に今回彼らが見れて良かった。このパフォーマンスが見れて…良かったと心底思いました。ありがとう。