Sakuyaのイソジオタ活のススメ

サブカルにまみれていたバブル時代を経て現在五十路

オタ活回顧録(番外編)

回顧録、前回の④で終わったと思っていた人はいませんでした?実はまだ続きあるんですよ(笑)でもその前に。今までうまーく避けてきた話をします。

単刀直入に言うと「腐女子とかBL」の話です。私の時代はこんな言葉もなかったんですが。JUNEとか耽美とか少年愛とか…ですかね?同人誌なんぞをやっていれば、ここを避けて通るのは非常に難しいと思うのですが。大学の同級生でマンガを描いている子が、そっちは受け付けなくて悩んでいたくらい。

私の場合は、小学生の時に24年組が台頭してきて、少女マンガでさんざん洗礼を受けていたんで…竹宮恵子風と木の詩」は連載開始の本誌を立ち読みしていて、思わず本を閉じてまわりを見まわしたというのをはっきり覚えています(笑)先に話題に出た「トーマの心臓」にしろ。中学になってから「花とゆめ」「LaLa」を愛読していたので、もう花盛りでしたよね。「パタリロ!」みたいにギャグでありながら下地がBLみたいなマンガもあったし。小学高学年の頃にJUNEが創刊されて、友達が買っていたので借りて読んでました。表紙が竹宮恵子だったから少女マンガのノリで読んでいたと思います。でも中身はそうとうなヤバさでした。

それで、結論を言うとそうやって素質(笑)がありありだったにもかかわらず、私は腐女子ではないんだと思います。そうだと思っていた時期もあったんですが、何か少し違うな、といつも感じていて。ポイントはどんな題材であっても「人間関係の話」が好きなのであって、それは男男でも男女でも女女でも同じなんです。私は、このいずれの組合せにも拒否反応は出ません。どれも同一線上にある感じです。「人間関係」でいうとBLの閉塞感というのかな?そういう匂いが好きですね。だから腐ってないけどBLは読むし、好きな話も多い。という感じですかね。といいながらBLというジャンルになってからはほぼ読んでないんですけど(笑)

正直に言いますが、読みもしましたが、書きもしました。うーん、ただね、創作だとそこからの話を作れるか、ということが重要だと思うんですよね。私の時代「やおい」という言葉がありましたけど、「ヤマなし、オチなし、イミなし」にいかにしないかという。そういう設定を使って、何が書きたいのか。その設定でないと書けない何があるのか。もちろん、それを上手く表現できていたかはわからないんですけど。

それと、私が一番好きなのが「熱すぎる友情」なんですよ。これからそっちに発展させる話って多いじゃないですか。けど発展させずに(笑)「熱すぎる友情」止まりが多分一番好きなんだと思います。だからきっとスポ根が好きなんですね。